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2006年10月22日

ある日のクリ

こんにちは。白鳥です。
ウチのかわいい息子の自慢です。クリは小雨の降る日に拾った猫です。よく似た兄弟と一緒に捨てられ、そちらは先に拾われ、クリだけが取り残されていました。なんでこんなにかわいい子を捨てたのか、信じられない気持ちでしたが、ウチに来てくれて本当に幸せです。当初私の部屋から出さなかったためか、とても人見知りで臆病な子に育ち、虫も殺せません。目の前を小さな虫が歩いて通っても、小首をかしげてそっと手を出しはしますが、捕らえることをしません。私と母がどんなにイジっても、なすが儘です。気が優しくて力持ち、臆病なくせに鈍感で、おっとりしています。
写真は、紙袋に首をつっこんだのはいいけど、取れなくてそのままになっているところです。猫は、袋や箱に入るのが大好きで、すぐ中に入ろうとします。この日はちょうど持ち手のところから首を突っ込んで、うまく入ってしまったようです。普通、猫は嫌がってはずそうとしますが、クリの場合、あまり意に介しません。しばらくの間、栗饅の2個入った袋を首からぶら下げていました。私が「クリちゃん、どうしたの?」と問いかけると、『なあに?ご飯くれるの?』と見上げます。あまりにもかわいいので、写真を撮っちゃいました。

クリ-2.JPG

「クリちゃん大丈夫?」

クリ-3.JPG

『うん?』

クリ-4.JPG

『なあに?ご飯?』

クリ-5.JPG

『早くお茶碗のとこまで行かなくちゃ』

クリ-6.JPG

『急がなくっちゃ!』

クリ-7.JPG

『ご飯くれるの?』

いかがでしたか?かわいいでしょう(親ばか)。

さて、庭の花を紹介します。
少し前にはピンクのシュウメイギクがきれいでした。ワレモコウやオミナエシも咲きました。

シュウメイギクピンク.JPG

ワレモコウ.JPG

今きれいなのは白いシュウメイギクです。だいぶ昔ですが、シュウメイギクの模様で帯を染めたこともあります。白くて清楚で、丸いつぼみや首のところがちょっと曲がっているのが愛らしいです。

シュウメイギク-1.JPG

シュウメイギク-2.JPG

ダイモンジソウの赤花が盛んに咲いています。ダイモンジソウの白は、花びらが一重で、細い筆で大の字をそっと書いたような形をしています。庭に直に植わっていますが、今年はまだ咲きません。

ダイモンジソウ赤.JPG

イワシャジンはもう盛りを過ぎました。

イワシャジン紫.JPG

イワシャジン白.JPG

ノコンギクは今がきれいです。

ノコンギク.JPG

マユミはこれから実がはじけてもっと色づきます。

マユミ.JPG

黄色コスモスはぼかしたような花びらの色がかわいいです。

黄色コスモス.JPG

キク科の紫の花が咲いています。とっても背の高い花で、写真は空を見上げるように撮りました。秋の青い空がきれいです。

キク科紫.JPG

秋は空気が澄んですがすがしいですね。植物の色が深まったら、またお届けします。

投稿者 shiratori : 2006年10月22日 21:46

コメント

クリちゃん,掛値なくかわいいです。親ばかはもちろん否定しませんが(私もそうなので),他人の私が見てもかわいいですよ。特に,「早くお茶碗のとこまで行かなくちゃ」の姿は,袋の中身の栗饅頭が見えるのとあいまって傑作ですね。
「シュウメイギク」は今回初めて名前と実物が一致しました。そうだったんだ。この花は近所の野山に咲いていて(白とピンク),きれいな花だなあと思っていたところです。この柄で染めたという帯の写真も,今度ぜひアップしてください。
作品集の紹介も,ぜひ一度してくださいな。白鳥さんの染める柄は繊細で明るくかつ大胆で大好きです。楽しみにしています。

投稿者 ひよこ : 2006年10月23日 14:25

クリちゃん、かわいいですね。
ウチにも牛模様の子猫の兄妹(姉弟?)がいますが、とんでもないいたずら者たちです。

投稿者 MCAT : 2006年10月23日 23:30

えへっ。クリのことを褒められると嬉しいです。病院でも先生から性格がいいもんねぇ、と言われてます。ひよこさんちの近くは秋明菊が自生しているのですね。ウチより山度が高いです。2日ほど仕事で長野に行ってました。雨の日と晴れの日があって、見たことも無いような雲の形や2本の虹など、南アルプスの雄大な自然を垣間見てきました。自前のデジカメを持っていかなかったことを後悔しました。またウチの周りの小さい山でも撮ろうと思います。

投稿者 shiratori : 2006年10月26日 12:50