« あってはならない | メイン | 忘年会シーズン到来 »

2005年11月22日

家庭と仕事の両立

10月19日「技術士になってから変わったこと」に対して、海猫さんから、相談をいただきましたので、この場でお答えしたいと思います。

 「家庭と仕事の両立」は、永遠のテーマともいえる大きな問題なので、私がその問題に答えることなんて とてもできませんが、自分の経験と考えを少し書いてみようと思います。
 まず、海猫さんが働く予定の会社では、両立している前例がなさそうということですが、今から、心配しなくてもいいのでは?と思います。海猫さんが既に家庭をお持ちなのであれば、話は変わってきますが、まず、仕事や会社に慣れ、家事を分かち合えるパートナーを得てから家庭を構えるということになるのが、普通の順番かと思いますので、あまり先々を心配しても、仕方ないです。確かに、自分の目標になるような女性が身近に見つかれば、自分の将来像を描きやすいということは、ありますが、その会社内で見つからなくても、取引先や仕事以外の交流で見つかるかも知れませんし、あまりにスーパーウーマンで参考にならないかも知れないので、それほど、気にすることはありません。
 それから、一番大変なのは、子どもが小さい時(0歳~2歳)ですから、その期間は、割り切って、仕事は続けるだけに意味を見出し、他の欲は捨てる(自分のキャリアアップはあきらめる)という考え方もあります。他には、ベビーシッターさんや家政婦さんの助けを借りるという方法も、今はそれほど、珍しい例でもないようです。とにかく、その人その人(+パートナー)の価値観により、優先順位をつけていくしかありません。(時間は、誰にとっても1日24時間しかないので。)子どもを持たない選択肢もシングルでいるという選択肢もあります。
 私が自分のことを振り返ってみても、子どもの病気や自分の出張やいろいろありましたが、その時は、そこを乗り切ることしか考えず、運良く乗り切ることができて、気がついてみたら、今になっていた気がします。もう一度やれと言われても、できるかどうかわかりません。それから、忘れてはいけないのは、周りの人(実家の両親や職場の同僚など)の協力です。どんなに意気込んでも、自分一人でできないこともありますし、全部一人で背負い込むことはよくないです。
 技術士の受験にしても、私の場合は、子どもが小学校低学年の時でしたが、他の方は、子どもがある程度大きくなって、再就職してから受けたという方もいますし、結婚前に取っちゃったという方もいますし、本当にさまざまです。このやり方がベストということはありません。
 少しは参考になったでしょうか? ほかの方からも、コメントがあるといいのですが...また何か相談があれば、いつでもどうぞ。

投稿者 author : 2005年11月22日 12:23

コメント

authorからのコメントは本当に適切と思います。両立するためにいろいろ考えることは必要なことですが、必ずしも考えているようにはいかないかもしれません。自然体でその時々を乗り越る気力を持てればと思います。現在の就業状況は厳しく、若年の仕事に対する気持ちはややもするとなくなる感じがするので、働き続けたいと言う気持ちを持ち続けることは大切で必要です。
私は技術職を約35年続け、いまは退職しましたが、子供が生まれて仕事を続ける人は初めてでした。働く条件も今と比べると悪く、時差出勤を組合に認めてもらうように要求したりしました。双子だったのですが、今あるような双子に関する産休の延長はなく(もちろん育児休職はありません)、自分の有給休暇を使いましたが、それも仕事を続けたいとの気持ちと、どうしてもだめだったらそのときは仕方がないけれど出来る限りのことはしたいと思ったからです。また、続けられた要因としては夫の理解と協力でした。出産してすぐは余り手伝ってくれませんですたが、子供が成長するに従い、いろいろ助けてくれました。今の若い男性は理解、協力してくれる人も多く見られので海猫さん、決まった方がまだでしたら働きことに理解をしてくれる男性を見つけてください。いらっしゃるようでしたら、いろいろ話をして理解を得てください。

投稿者 秋桜 : 2005年11月22日 21:09

authorさん、秋桜さん、虎々さんご意見、アドバイスありがとうございました。
気持ちが楽になりました。
秋桜さんがおっしゃるように自然体でその時、その時を乗り越えられたらいいですね。そしてauthorさんがおっしゃるように様々な立場の方との交流で目標にしたい女性の方に出会えるかもしれないですね。
今は仕事内容や社会に出て働くこと、結婚してからの生活など先の事ですが、ただ漠然としているので不安になってしまいます。だから一つずつ、目の前の問題を解決していけたらいいなと思いました。

今はおつきあいしてる人はいないので、(結婚してからの生活など考えている場合ではないのですが・・・)仕事を理解してくれ、お互い支え合える男性に巡り会えたらいいなと思っています。

貴重なご意見、本当にありがとうございました。

投稿者 海猫 : 2005年11月23日 17:06

いろいろなアドバイスが出ているので、私もひとこと。
女性の仕事のあり方というのは、人それぞれで、立場や周囲の環境は多種多様です。正しいやり方は、ひとつではないと思います。そんな中で、きっといろいろな迷いが生じると思います。でも、真剣に考えれば、きっと良い答えが出てきます。自信を持って、仕事をしてください。
それでもだめであったなら、ちょっと立ち止まってみませんか。私は、ちょうどそんな時期にあります。この前、テレビで「デボラ・ウィンガーを探して」というドキュメンタリー映画を見ました。ハリウッドの有名な女優さんが仕事に対する姿勢、生き方をインタビューに答えるというものでした。その中で、「育児に専念すると仕事をしていないことに罪悪感を感じ、仕事をしていると子供に接してないことに罪悪感を感じる」というコメントが出てきました。私は、非常に共感を覚えました。仕事も育児も家事も、中途半端ではないかという焦燥感を感じます。それで、今は取捨選択をかけて、重要なものだけを取り上げ、それ以外は捨てることにしました。
きっと将来、いろいろな悩みが生じるかもしれませんが、そのときそのとき自分にとって何が一番大切かを考えていけば、たぶん後悔しないと思います。
自分のたった一つの人生だから、一生懸命に、そして楽しくやっていきましょう。

投稿者 miffy : 2005年11月23日 20:41

仕事と家庭 それぞれが互いにストレス解消や気分転換になってくれるのが、理想かなと常々思っています。なかなか、そう うまくはいきませんが)
でも、miffyさんが言うように、人それぞれ多種多様で、仕事を続ける人生もあり、家庭に生きる人生もありで、女性ひとりひとりが、自分の好きな人生を選べる世の中になってほしいと願っています。本当は仕事を続けたいのに、自分の意志に反して、止めなければならない。(その逆も) そういうことがなくなれば、少なくても後で後悔することはないのではないでしょうか。

投稿者 author : 2005年11月23日 21:16

海猫さん。
就職が内定しているとのこと、おめでとうございます。

みなさんのアドバイス、とっても温かく、そして参考になったことと思います。私が長男を出産した当時に、もし先輩からこんなお話を聞くことができてれば……と思うと涙が溢れてきました。

私は設計事務所に勤続21年、高1と小6の息子がいます。
育休もなく、フレックスタイム制も確立されていない時代に長男を出産しました。言葉では言えないぐらい何もかもつらかったです。でも次男の時は違いました。社会や会社の環境が変化したこともありますが、自分自身の考え方による変化が大きいと思います。

「仕事」VS「家庭」のように対立する二元論として考えないことが大事かなあと思ったりしてます。それぞれに求められている使命を両方とも果たすべきと考えると、その両立に苦しむようになってしまう気がします。まさに、miffyさんが紹介してくださった女優のジレンマかもしれません。
仕事も家庭もどちらも自分を構成している自分自身の中の一部分と感じて「自分本位」になると意外とラクになりますよ。例えば会社のために働く、子供のために家事・育児をすると考えていると、責任感の重圧があったり、やった成果に対する外部からの評価がすごく気になったりしますが、自分のためにやっているんだと思うと、やった分だけの小さな満足感がありますし、できない部分があっても過剰な罪悪感を感じないですし、もっとやりたい時は次回がんばってやろうかなと思えたりもします。
さらに、自分の構成要素は「仕事」と「家庭」だけではなく、友人関係も恋愛(?)も趣味も勉強もそれ以外の活動も……と欲張りになれば「仕事と家庭の両立」にこだわった悩みから開放されるかもしれませんよ。
もっとも育児期間は、趣味の時間はおろか、友人とたまに会食する時間を捻出するのも一苦労というのが厳しい現実ですけれど。

総論的にはかっこいい体験談やエラそうなアドバイスは何もないのですが、いろいろな難関をひとつずつ力づくで掻い潜ってやってきましたので、各論でしたら何かしらヒントを提供できると思います。何か困ったことが生じた時はどんどん問い合わせてみてください。みなさんもきっと力になってくださると思います。まだまだ先のことかもしれませんが……。

・サラリーウーマンの完全母乳育児の方法
・自宅で仕事する時の夜鳴き対策のABC
・保育園0歳クラス必勝入園の裏技
・曲者保母さん(今では保育士さん)に贔屓してもらう秘法
・0歳からの薄着、手のひら摩擦のすすめ
・とにかくご飯だけは炊ける子に育てる
・保護者会出席率100%死守
・妊娠中に資格をとろう
・ワーキングマザーの財布の紐

コレも大事です。

・家事する男の見分け方

などなど、意外に役立つ体験談・他言無用の友人談・笑えない失敗談がたくさんあります。
社内ではワーキング・マザーの後輩が少しずつ増え、現在は5名で時々ランチパーティを開催できるようになりました。とりとめのない失敗談でも少しは効果があるようです。

海猫さん。
まずはがんばってみてくださいね。
心から応援しています。

(長くなってしまってゴメンナサイ!)

投稿者 MCAT : 2005年11月25日 04:35

MCATさん、コメントありがとうございます。このエントリが繁盛(?)して、うれしいです。
私個人的には、MCATさんのメニューの中から、・家事する男の見分け方 を是非、聞いてみたいです。(一度失敗しているので)
・サラリーウーマンの完全母乳育児の方法 も聞いてみたかったけど、これは手遅れでした。

投稿者 author : 2005年11月25日 22:07

MCATさん、アドバイスありがとうございます。
みなさんのような女性の技術者の方が社会で活躍されているからこそ、私もがんばってみようと思えるようになりました。
たくさんの体験談、ありがとうございました。皆さんのアドバイスを励みに頑張ります。
また機会があればお話を聞かせて下さい。

投稿者 海猫 : 2005年11月30日 13:26

完全母乳、なつかしー話題です。
技術士2部門目は、片チチ出して、下の子におっぱいくわえさせながら、右手で書き書きしました。。。
フレックスも育児時間もないけど、もうすぐ下が小学校入学だ!!
(入学したら、学童保育のお世話になるので、保育時間が保育園より短くなるから、それはそれで大変だけどね!!)

投稿者 み~すけ : 2006年10月09日 11:18