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2005年10月17日

二次試験が変わる!

文部科学省から10月12日付けで、技術士試験の試験方法の改正に関する意見募集がなされています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2005/05101102.htm

 それによりますと、二次試験に大きな変更が予定されているようです。なかでも、今まで大きなウェートを占めていた午前中の経験論文が廃止になります。ええーっ? 代わりに、技術的体験論文を口頭試験前に提出させ、論文と業務経歴により試問する としています。従来の試験方法では、経験論文は、事前に準備できる唯一の問題でした。それが なくなるということは、前向きにとらえれば応用能力がより問われるともいえますが、ヘタをすると、ヤマが当たって、うまく書けるという場合もあるのでは。もうひとつの不安は、経験論文が口頭試験に含まれるということは、客観的・公正な採点がしにくくなる恐れがあるのでは と思われることです。皆さん、いかがですか?平成19年度の試験から、実施予定となっています。
 10月いっぱいが意見募集期間となっているので、早速メールしなくては。余談ですが、パブリックコメントと意見募集はどうちがうのでしょうか?

投稿者 author : 2005年10月17日 12:26

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 技術士に求められているのは、専門的応用能力であり、問題解決能力だと思います。  技術的問題を解決する方策は、業務経験にのみ獲得できるものと思います。  ... [続きを読む]

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コメント

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 私は経験論文が二次筆記試験からなくなったら、技術士の性格は全く変わってしまうと危惧しています。専門的応用能力を問う試験でなくなる可能性があると思っています。
 とはいえ、総合技術監理部門が始まった年、同部門を受験し、経験論文のウェートが少なくとも、総合技術監理的応用能力を問うのにふさわしい、よく練られた問題が出たと感じました。だから、筆記の記述問題を工夫すれば、試験の内容が変わっても、これまでの技術士と異質な技術士が誕生することは避けられるかもしれないと思っています。いずれにしても、工夫が必要ですよね。

投稿者 み~すけ : 2005年10月17日 21:32