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第32回 技術士全国大会(福岡)

 第32回技術士全国大会は「技の連携・培う地域の新文化」のテーマのもとに福岡市で開催されました。
 
記念式典においては、麻生福岡県知事も祝辞を述べられ、大会にかける熱意が感じられました。また、堤八重子氏(建設)が大会宣言をされました。

 九州大学の村上敬宜教授による記念講演「水素利用社会実現への課題」では、興味深いお話を聞くことができましたので少し紹介致します。
村上先生が九大で工学部長をされていたとき、部内13学科に対して、CO2削減のため10%の節電を達成した学科にご褒美(100万)を出すことにしたところ(九大は毎年電気代が何億とかかっているそうです)、達成できたのは土木工学系の5学科、逆に増加した学科は地球資源工学科と宇宙航空学科だったそうで、最も資源のことを考えなくてはいけない学科が増加をしてしまったことを嘆かれていました。
また、夏場、先生たちは28度の空調を守っているのに、学生たちの教室はガンガンに冷えているそうです。
 このような九大の実情をお話しされながら、啓発等によってCO2を削減するのは期待できないから技術で解決するしかない。また、生活を変えるための環境教育が大切だとのことでした。

 環境基本法ができて10年以上、我が国は、本年4月3Rイニシアティブ閣僚会合が東京で開催され、国際協力の下で、3R(廃棄物の発生抑制(リデュース:Reduce)、再使用(リユース:Reuse)、再生利用(リサイクル:Recycle))の世界的な推進のための取組を一層充実・強化していくことが合意されていますが、意識がまだ成熟していないということを感じた次第でした。

 女性の出席者が少なく、あまり交流が持てなかったのは残念ですが、中国の女性技術者と少しお話しできました。彼女のいらっしゃる地域(中国そのものかは?)では女性技術者の組織はないようでした。もう少し語学に自信があったらと、いつもながらの、反省を致しました。

 終了後は、福岡の仕事でよく行っていた頃、弊社福岡支店に勤務していた女性と3年ぶりに会ってお茶して帰ってきました。

 次回(2006年)は、東京大会です。

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大会宣言の様子

分科会の様子

以上
石田記