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2006年12月19日

コンクリート工学年次大会

コンクリートエンジニアが一年に一度全国から集う大会,それが「コンクリート工学年次大会」です。毎年,主要都市を巡っており,例えば2000年に入ってからは,宮崎,札幌,つくば,京都,高知,名古屋,新潟,と続いてきました。そして,来年2007年は,1999年以来8年ぶりの仙台です。

下は,来年の仙台大会のキャッチコピー,「千代」はもちろん「せんだい」の掛け言葉です。

仙台大会テーマ.jpg


大会で何をするかといえば,論文報告会(約600-700件)がメインで,恒例の催し物として,特別講演会やその地域特有の見学会,最新の技術紹介,生コンセミナーなどが開催されます。また,地域や主催者(だいたいその地方の主要な大学)のアイディアにより,コンクリート写真展や,子供が作るコンクリート作品展,コンクリートカヌー競争などが行われます。ま,端的に言ってしまえば,コンクリート屋の年に一度のお祭りです。以前紹介した自作のコンクリート製の写真立てや花器,それから,「南川ダム」の写真などは,折々の作品展に出品したものです。

生活を飾るコンクリート自作ピンク.JPG

南川ダムピンク.JPG


現金なもので,開催場所によって参加人数が大きく変動します(する気がします)。人気があるのは,札幌,仙台,京都,福岡などです。私も,6月の暑い時期(毎年この時期に開催されます)に札幌大会に参加した時は,お金を貯めて将来は札幌に移住しようと思ったくらいです(思いもかけず仙台に住むことになり感謝していますが)。

来年の仙台大会が盛り上がりますように。今日はこれから,この大会に関した委員会に出席します。身近にコンクリート屋がいらしたら(コンクリート屋でなくても興味があれば),ぜひ参加されるように一声おかけください。緑の杜と涼やかな風,美味しい海の幸山の幸が皆さんをお待ちしています。

投稿者 watanabe : 2006年12月19日 05:46

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コメント

学会にしては、お祭り的で楽しそうですね。
近年、インターネット等発達して、ただの論文発表がメインでは、わざわざ足を運ぶ気になれないとすれば、このようなお祭り的要素が重要になってくるかも。さらに、関係者以外の一般の人にも関心をもってもらえるチャンスですね。

投稿者 authenticity : 2006年12月19日 12:39

そうだったんだー。ひよこさんのお宝グッズって、大会に出品したものだったのね。写真は迫力ものだねぇ。
下水道も毎年夏に下水道展が開催されるのよ。東京都政令指定都市(だと思う)を1年ごとにいったりきたりです。
いろんなおまけとかもらえます。
一番良かったのは、横浜で開催したときで、中華街での食事10%割引券が付いてました。もちろん、会社のみんなで飲茶を楽しみました。

投稿者 shiratori : 2006年12月19日 20:31

authenticityさん,そうなんですよ。「一般の人」にいかに関心をもってもらうかに,最近は力を入れているように思います。それは,端的に言えば,土木(建設業界)の未来を託す若者がたくさん欲しいってことです。働き甲斐があって魅力的な業界だと思うんですけど,いかんせんイメージがねえ・・・。イメージアップの良い方法ってありませんか???

投稿者 ひよこ : 2006年12月20日 19:21

白鳥さん,そうそう。まあ,大会があるから作ったものもあるし,作りたいと思っていたら大会があったとも言えるし,大会もないのに作ったものもあるんですけど。結局はコンクリートでものを作るのが好きなんですね。

「中華街での10割引お食事券」って,すごいですね。嬉しいけど,それって出展会社や協賛会社の負担なんでしょうか(結局は自(社)腹ってことには・・・)。

投稿者 ひよこ : 2006年12月20日 19:24