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2006年05月31日

出張

最近、ちょっと鎮静化(?)してきていた出張が、また再燃してきました。来週、再来週は5日の内2日ずつ出張することになります。出張が多い人からしたらたいしたことはないのでしょうが、あまり出張慣れしていない私にとっては結構な旅気分です。

旅だけど、楽しいわけではありません。楽しいのは最初の2回くらいでした。移動が多いと、不思議と疲れますね。実働時間は普段より少ないし、移動中はほとんど眠っているのに、どうして疲れるんだろう。人って、自分の力を使っていなくても、動くと疲れるのかしら。

ところで、みなさんは1泊程度の出張の時どんなバッグで行きますか?肩にかけるバッグ?手に持つバッグ?それともゴロゴロ?これから出張が増える可能性があるので、1泊用のバッグ買おうと思っているのですが、どういうのにしようか、迷っているのです。

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2006年05月28日

講演準備

6/10に、技術士会の行事「修習技術者研修会」で講演をするので、その資料の準備をしていました。
講演といっても1時間程度のものです。私は、この「人前で話す」というのが、あまり上手ではありません。

自分があがってしまうことはあまりないのですが、ペース配分が下手くそなんです。もちろん、事前に「だいたい半分の時間でこのスライドまで話して…」等、計画はしているのですが、なかなかうまくいきません。

一番悪いのが、早口の癖が抑えきれないことです。初めのうちは意識してゆっくりしゃべっているのですが、意識して、は10分くらいたつとどこかに消え去ってしまいます。途中で思い出すと、その時はゆっくりしゃべるのですが、話しているうちにまた忘れてしまいます。

研修講師をやるようなこともたまにありますが、たいてい感想のところに「早口だ」と書かれます。わかっているのに…

知り合いで、大学の非常勤講師をもう20年以上やっている方の話で印象に残っていることがあります。「今日は用意したことの半分くらい(の量)しか話せなかった」と思ったときの方が「わかりやすかった」と評判がいい、と言うのです。自分が「今日は言いたいことを全部話せたぞ」と思うときは、「ついて行けなかった」と評されることが多いのだそうです。

「話す方(=自分)は、当然話したいことの中身をよく理解しているけれど、聴く方は初めて聞くのだから、自分と同じスピードで理解するわけではない。それが当たり前だ。自分が物足りない程度のスピードや、しつこいと思う程度の繰り返しの方が理解しやすいみたいだね。限られた時間でたくさんの内容を話そうとするのは、話し手の自己満足なのかもしれない」と聞いたとき、なるほど、と思いました。

今回、それを意識して、あえて話す内容(=スライドの数)を絞ってみたのですが、これでうまくいくかなあ。また、すっかり忘れてスピード違反で暴走して、時間があまるだけだったりして…

投稿者 misto : 10:40 | コメント (5) | トラックバック

2006年05月23日

肩こり

慢性の肩こりです。肩に固い板が貼ってあるような気分です。たまに、ふざけて肩を揉んでくるような友人には、開口一声「うわぁ」って言われます。

仕事では、一日中PCに向かい、家で遊んでいるときにもPCに向かい、の毎日。しかも、浴槽にお湯を張って温まることはあまりなくてシャワーで済ませることが多いとか、運動はほとんどしないとか、肩こりに悪いことしかしていないような生活なので、無理もないような気がするのですが、でもできれば解消したいなあ。わがままなんですが。

これは効いたぞ、というような物、こと、があればぜひ教えてください。

投稿者 misto : 07:57 | コメント (5) | トラックバック

2006年05月21日

プロ意識

金曜日、よく行くフランス料理のお店に行ってきました。超高級店といった類のお店ではありません。あまり構えることなく、気楽にいただけるところが気に入っています。行けるのは月に一度程度なのですが、定期的にお邪魔することで顔なじみになっています。

メニューを説明してもらうとき、いつも感心することがあります。サーヴィスの方が、私が以前何をいただいたかを覚えていることです。前回のメニューは、ほぼ完璧につかまれています。それ以前のメニューでも、だいたい覚えているようです。「前回xxを召し上がっていただいたので、今回は趣向を変えてyyはいかがですか」「以前召し上がったzzがお気に召したのであれば、aaもきっと気に入っていただけると思います」等々。そして、そのお勧めが外していたことはほとんどありません。

大きい店ではないし、定期的に伺っているから好みがつかみやすいということもあるでしょう。でも、やはり一番大きいのはサーヴィスの方のプロ意識なのではないかと思うのです。他のお客さんとの会話が聞こえてくることもありますが、言葉の端々に、自分の仕事で「この客」を満足させよう、という意識がうかがえるように思えます。

私も、プロであろうと心がけているつもりですが、お客様からはどう見えているでしょうか。職種は全然違うけれど、私もこうありたいものだ、と、この店を訪れるたびに思います。

投稿者 misto : 11:08 | コメント (2) | トラックバック

2006年05月14日

CATS

少し前の話になりますが、劇団四季のCATSを観てきました。3回目です。何十回と観に行っている方々もいるようで、とてもかないませんが、私としては珍しく同じものを何度も観に行っています。これからもきっと行くでしょう。
もともと、劇団四季の会員になっている友達がチケットを分けてくれたのが始まりでした。譲ってくれるなら…程度で行ったはずが、大はまり。
想像を絶するほどの稽古があってこその、あの華やかな舞台なのだろうとはわかっています。でも、舞台ではみんな楽しそうに見えて(そこがプロ)、あんな風に身体が動いたら気持ちがいいだろうなと思わされます。前屈すらまともにできないほど身体が固い私。
今の仕事にはそこそこ満足していて、普段は生まれ変わったらxxになりたい、とか思わないのですが、CATSを観たあとは、CATSのどれかのネコになれたら嬉しいだろうなという気がします。

投稿者 misto : 00:18 | コメント (4) | トラックバック

2006年05月10日

こんなところにも技術者倫理

5、6月のブログを担当することになりました。
2カ月間よろしくお願いいたします。

連休も終わってしまいましたね。みなさま、いかがお過ごしでしたか?
私はイベントとしてはエアコンを買い換えたくらいで、あとはずっと家でのんびりしていました。

この、エアコンの買い換えがちょっとしたイベントで、「技術者倫理」を考えさせられる羽目になりました。
私はエアコンの類の機械については全然知識がないので、買う前にネットでいろいろ調べたのですが、その際に「手抜き工事」としていくつも検索されてきた事象がありました。販売店の方に「こういうことを聞いたのですが」と持ちかけたところ、「ちょっと前に話題になりましたね、今はきちんとやるのが当然のことです」と言う話だったので、安心してお願いしました。

ところが、設置業者がやっていた取り付け作業を見ていたら、まさにその「手抜き工事」と思われるやり方。「作業は全部終わりですか?」「はい、全部終わりました、あとは片づけだけ」という会話のあとに、「こういう作業は要らないの?」と確認したら、一瞬の沈黙、そしてもごもご。 もうこうなったら信じられず、販売店の担当の方を呼び出して、すったもんだする羽目になりました。

これ、まさに技術者倫理だな、と思いました。その道の専門じゃない人は、技術者がやってることを目の前で見ていても、正しいのかどうかもわからないのが当然で、そこに管理責任なんて求められない。技術者側が倫理を持たなければ、適切な対応が保てない、という当然のことを、技術者でない側に立って実感しました。もちろんいままでも「知って」はいたことですが、身近なところで直面して、「実感」したのはいい勉強になりました。

ちなみに、販売店の対応は大変誠実で、詳しく私の話を聞いた上で、すぐ取り付け業者の本社に連絡し、後日別な方が作業をやり直すことで話をまとめてくれました。ヨドバシカメラさん、お勧めです。

投稿者 misto : 23:51 | コメント (2) | トラックバック